sumicco2005-08-07

よその家におじゃましても、気の向くままにいたずらをし、知らない人によじ登り愛想をふりまき、まったく母のもとに戻ってこない我が子。今日はちょっと用事があったので、ダンナと二人で30分ばかり留守番してもらうことにしました。あんなにかあちゃんに執着のないアキだもの。30分くらい楽勝でしょ。用事を済ませて戻ろうとしているところにダンナから電話。「アキが何しても泣きやまん!」ヘルプの電話でした。急いで戻ると見事にまぶたを真っ赤に晴らして声を枯らして泣きわめいていました。びっくりした。でも考えてみると、子供を預かってもらえる人が周りにいないせいで生まれてから9ヶ月間、本当にべったり一緒だった私とアキ。いるのが当たり前の私がいないことは、彼にとってどんな暗闇だったのでしょうか。抱くとすぐに泣き止み、そのくせ私の目も見ずにダンナに愛想笑いを振りまくゲンキンな子。私なんかがこの子にとっては「大事なもののひとつ」を遥かに通り越して無くてはならないまさに「空気」みたいなものなんだと思うと、嬉しくて愛しくて泣けたよ。