高校時代の同窓会。十数年ぶりに70余名が集まりました。その多くは卒業以来会うこともなく、記憶の中では卒アル写真が最新データだったので予想を遥かに上回る「あんたダレ?」物件のオンパレード。入り口に置かれた卒アルで、何度名前を確認したことか。や、見て名前が思い出せない程度ならまだしも、あまりの変貌ぶりに知ってるのに気づかないことも多々。女子のみなさんはたいてい垢抜けてて気づかないパターンで、男子の皆さんはオッサン化して気づかない。私は「変わってなくて安心したー」とか言われましたが。この年齢なら喜ぶべきか?
かなり親しくしていた友達がすんごくキレイになってて、ダンナ様のことを「主人がねー」とか呼んでて(ハイソ感)、でも表面とは裏腹に家庭でいろいろ苦労しているみたいで。ずっと無邪気な18歳のままで止まっていたデータを一気に書き換えることになりました。大人の女性で一児の母で、随分しっかりしちゃったんだな。だけどあの頃の恋の話をするときは不思議とあの頃の彼女に戻るんだよ。頼りなくて、かわいくて、無責任(若さゆえ)で自由な、あの頃の私達。蘇ったなー。蘇ったよ、あの高校時代の、夕暮れの風の匂いがプ〜ンと。そして隣には、はしゃぎ疲れて眠るアキさん。あの頃の空気の中に我が子が包まれ眠る不思議に、奇跡に感謝。